小口十四子の日記

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全身麻酔と尿意  

こたつサロメ_convert_20170306122847 
またしてもだいぶ間が空いてしまいました。毎年1〜2月は何かしら体調を崩すのですが、今年は歯のトラブルで、この2ヶ月は歯に振り回された日々でした。
お正月に親知らずの虫歯が原因で顔が大福みたいに腫れて入院したのですが、2月末に再び入院して4本の親知らずを抜いてきました。今回は歯を抜くことより、人生初というかできれば最初で最後にしたい全身麻酔の方が脅威でした。
想像してた普段眠りにつくような感覚とは全然違って手術室で大勢の医者や看護師に囲まれて冷たい手術台に乗せられてスポットライトと視線を浴びまくるので、頭は超緊張状態で冴えまくっているのに、薬が効き始めたら無理やりシャットダウンさせられる、強制終了という感じ。眠る時が徐々に薄らいでだんだん暗くなっていくフェードアウトのような感じだとすると、麻酔は猛スピードでじわじわ薬が染み込んできて視界が真っ黒になっていくので「わー!やめてー!」と思っても抗えないうちに意識がプツッと切れます。不慮の事故とか殺されたりとかして突然死ぬことになるとこんな感じなのかなと思いました。あんな風に「マジで!?これで終わり!?え、え、ええっ!!」とか思ってるうちに終わるんだろうな。すごく気持ちが悪い嫌な感じだったな。
私が受けたのは点滴から入れる静脈麻酔というものだったので、麻酔の種類によっても違うのかもしれません。

何かの夢を見ていたのですがそれは覚えていなくて、起こされたら全部終わってベッドに移されて病室に運ばれて寝ていました。朦朧とする中4時間くらい酸素マスクをして動いてはいけないということだったのですが、3時間くらい経ったところで猛烈にトイレに行きたくなって、看護師さんに言ったら尿受けの皿みたいなものを腰の下に入れてくれたのですが、その姿勢ではどんなに頑張っても出すことができず、泣きそうになりました。ナースコールをして看護師さんに「どう頑張っても出ません」と言ったら「恥ずかしいからね。自分で出来ないって決めちゃってるんだよね」って、自分で限界設定しちゃってるみたいな、甘えてるみたいな、精神論の問題的なことを言われたけど、恥ずかしいとか思って無いっつーの!麻酔で力も入らないし物理的に無理なんです。と言いたかったけど喋るのも体を動かすのもままならない状態だったので言い返せませんでした。
それにしてもおしっこが出来ない、出ないってなんて人を情けない気持ちにさせるんだろう、そしてなんて辛いことなんだろう、トイレでおしっこができるってなんて幸せなありがたいことなんだろう、ということをベッドの上でずっと考えていました。トイレに行けるってなんて幸せなことなんだ、トイレに自由に行けるだけで十分幸せだと思って今、生きています。この感覚に名前をつけるならば、IMALUの名前の由来である生きてるだけで丸儲け、みたいな、トイレに行けるだけで丸儲け、"TOMALU"となるでしょう。
でも看護師さんもお医者さんも素晴らしくありがたい存在の人々で優しい看護師さんばかりでしたので本当に現代医療の進歩とそれを支えてくれいている存在に感謝しています。

category: 未分類

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コメント

いつもブログの更新を楽しみにしています。
親知らずって、1本ずつ時間をかけて抜くものじゃないんですね。
TOMALU、すごくいい響きで笑ってしまいました。
季節の変わり目ですから、くれぐれもご自愛ください。

URL | Tomitomo #-
2017/03/13 18:01 | edit

Re: タイトルなし

ブログ読んでいただいてありがとうございます。楽しみに読んでくださってる方がいるなんて嬉しいです。
私も一気に4本も抜くなんて、最初に聞いたときは無理!と思いましたが、局所麻酔で一本ずつ抜くよりも楽で負担が少ないらしいですよ。
暖かくなってきたとはいえ、花粉症とか気温の変動とかまだ油断できないですよね。Tomitomoさんもご自愛くださいね。

URL | 小口十四子 #-
2017/03/14 10:44 | edit

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